ベトナム株ノーロードファンドとは

ノーロードファンドとは、通常、取引に必要な手数料がかからないファンドのことを指します。最近、ベトナム株で、このノーロードファンドが注目を集めているのです。

ノーロードファンドの利点は、余計な手数料が不要だということです。また、購入手数料を支払っていないので、身軽に資金を引き上げることができます。

一般的に短期間でファンドを解約（または売却）した場合、手数料の負担が重く、購入手数料のかかるファンドは身軽に解約（または売却）できないのです。次に、ノーロードファンドの欠点は、種類が少ないことが挙げられます。

ですから、手数料無料にこだわって選択する場合、選択肢が相当限られてしまうという状況が発生します。幅広い投資を行いたいと思ったら、ノーロードファンドを第一選択肢にすることは避けたほうが無難です。

ですが、ベトナム株というカテゴリーで投資をしたい、という目的が決まっている場合は、ノーロードファンドは大きなポイントになると考えられます。

ベトナム株のノーロードファンドの利益について

勿論、ベトナム株ノーロードファンドにも分配金はあります。年に1回、決済が行われて必要経費を差し引きした分が分配金になります。

ここで注意が必要なのは、ベトナム株ノーロードファンドの取り扱い機関によっては、分配金に重点を置くよりも、長期的な保有によって契約期間終了時に多くの利益を出すことに注力するケースもあります。

とは言え、利益は確実に還元されることは違いありません。ただし、ベトナム株のノーロードファンドであっても、損益は当たり前に存在します。

リスクとしては従来の投資信託と同じであると考えるべきです。ですから、ノーロードファンドだから無条件で投資をするのではなく、リターンとリスクについては事前に確認することを強くお勧めします。

ノーロードファンドで人気を集めるベトナム株の状況

これまで、世界の投資家達は中国・ブラジル・インド・ロシアの4ヶ国に注目してきました。

しかし、この4ヶ国に続いて、ベトナム・インドネシア・南アフリカ共和国・トルコ・アルゼンチンの5ヶ国が注目を集めるようになってきました。

ここに、ベトナム株が含まれているのです。それは、今後大きく発展していく、つまり投資するに値する国であるということです。

ベトナム株については世界各国から投資が集まっていて、ノーロードファンドが選択肢として挙げられることは、競争の激しさを意味します。ベトナム株の魅力としては、経済成長率の高さが挙げられます。わずかな間に経済成長率が7%に上る国は、他に例がありません。

近年、WHOの加盟国になったことも、注目を集める要素のひとつでしょう。懸念点といえば、まだまだベトナム市場が若いことが考えられます。上場企業は増えていますが、まだ多いとは言えません。

逆に、上場企業が少ないことは、時価総額も小額ですから、少ない資金で多くの銘柄を買うことができることになりますので、投資にとってはメリットかもしれません。いずれにせよ、ベトナム株、そしてベトナム株のノーロードファンドは今後も投資において注目すべき対象となることは間違いありません。