JWキャドとは

CADのソフトとして注目を集めている「JWキャド」は、無料で使用できる2次元汎用CADソフトです。フリーソフトで、窓の杜からダウンロードをすることができます。

JWキャドには、「jw cad for windows」と「jw cad dos」の2種類があり、Windows Vistaにも対応したソフトです。

JWキャドの用途

JWキャドは、主に建築設計や設備設計ですが、他には、機械・電気設計の分野でも人気を集めています。

建築設備関係での使用が多いために、特殊な機能として天空率の算出や日影図の作成などもできます。

これは、その分野でよく使うものとして重宝されている機能のひとつです。また、Excelなどを貼り付けることもできるという機能も便利です。

JWキャドの欠点

JWキャドは、もともと、MS-DOSで作動するソフトとして開発されました。ですから、ソフトとしてのJWキャドには様々な限界があります。

まず、MS-DOS版のJWキャドのセットアップは非常に簡単だったのですが、Windows下で使用する場合、セットアップに手間がかかります。

次に、JWキャドでは、大きな図面ファイルが読み込めません。さらに、JWキャドでは、画面が小さく表示されてしまう場合があることもデメリットです。

こうした原因は、MS-DOSの制約から来ています。MS-DOSを使用していると分かりますが、基本的に大きなファイルサイズを扱うようにはできていません。ですから、この製薬はJWキャドの制約として引き継がれてしまっているのです。

とは言え、キャドのソフトは何十万円もしますので、無料で使えることを考えると、この程度の制限は、上手く工夫して使って(ごまかして)いきたいところです。

JWキャドの操作や機能

JWキャド操作としては、オートキャドなどの他のソフト同様に、線・点・円などの作図を用意に行うことができます。

また、レイヤ設定やスナップ機能等も充実しています。また、JWキャド特有の部分としては、クロックメニューがあることや、外部変形の機能が備わっている事などが挙げられます。

無料でダウンロード・使用できるフリーソフトとしては、これ以上ない機能が満載です。CADをやってみたいという人だけでなく、ある程度までならば実務レベルの使用に耐えることのできるJWキャドは、これからも使用者を増やしていくことでしょう。

本ウェブサイトについて

・ 当サイトはリンクフリーです。どのページへもご自由にリンクしてください。
・ 掲載している情報は不完全な場合があります。自己責任でご利用ください。
・ 当サイトは何も保証しません。一切責任を負いません。