バギーボードとは?
バギーボードとは、ベビーカーの背面部に取り付け、子どもが立って乗ることのできる板を指します。
乳児と年上の幼児を連れている場合、ベビーカーの体重制限では、大きな子どもを乗せることができませんし、かと言って疲れて歩けない(でも連れていかなくてはならない)というシチュエーションは往々にして存在します。
ベビーカーを押しつつ、子どもの手を引くのは、危険も伴います。そういった場合に、ベビーカーよりも体重制限の緩和なバギーボードで、幼児を乗せるのです。
バギーボードの取り付け方は簡単で、快適に、素早く移動が可能になるのです。
バギーボードのメリット
バギーボードのメリットは、なんと言っても、その安全性です。ベビーカーを伴った事故で多いのは、ベビーカー自体の事故も勿論ですが、ベビーカーを押した母親に連れられた子どもの事故も多いと言われています。
要するに、ベビーカーは前にあり、連れて行く上の子どもは左右にある場合、どちらかを視界から外さざるを得ません。
そして、往々にして、手を引いている上の子どもが、母親の視界から外れ、事故を起こすのです。
そこで、バギーボードがあれば、母親の視界にふたりの子どもを収めることができ、そしてスピーディに移動することができます。バギーボードは、子どもを事故から守りつつ、気軽にみんなでお出かけすることができる、安心のグッズなのです。
バギーボードのデメリット
バギーボードのデメリットは、子どもが嫌がることと、ベビーカーの加工、そして重労働になることです。
まず、子どもの性格によっては、バギーボードに乗ることを嫌がる可能性があります。また、子どもの背丈によっては乗ってもつかまることができず、危険性が増す可能性もあります。
突然バギーボードから飛び降りるというケースもあり、バギーボードがあるからといって、なかなか大人しく乗っていてくれるわけではないようです。
次に、バギーボードを取り付けるには、ベビーカーを加工しなくてはならないケースがあるということです。
最近は、着脱が便利なバギーボードも発売されていますが、本来の構造とは異なるものをベビーカーにつけるわけですから、折りたためなくなったり、押すときに足を傷つけたりするデメリットが可能性として考えられます。
最後に、重労働になることですが、バギーボードを取り付けることでふたりぶんの体重をベビーカーに乗せて押すことになるわけですから、その重さは2倍です。また、ベビーカーに強い負荷を与えることになりますから、不安定になり、転倒などの可能性が考えられます。
取り付けるにあたっては、こうしたデメリットも考慮して、しっかりと検討することを強くお勧めします。
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