薄毛を隠す髪型

薄毛の人は、あまり調髪には行かないと言うイメージがあります。しかし、それは大きな間違いです。むしろ、マメに整えないと、薄い髪が乱雑に見えて貧相に見えてしまいます。大切なことはバランスです。

薄毛でもサイドは髪が多く立ち上がりもある場合、トップの薄毛が余計に目立ちます。ですから、サイドが多毛ならトップより控えめに成るようにカットし、髪型を整えれば、バランスが保てるのです。

さらに、そこから「かっこいい」と思える薄毛の人のためのスタイル・髪型には、どのようなものがあるでしょうか。イメージのひとつとしては、リーゼント、ノーパート（分け目無し）の横流しなどが挙げられます。

この場合、フロントを前に出す（前にボリュームを出す）ようなセットが重要なポイントになります。ある程度の年齢の方の分かりやすいイメージは、ジェームスディーンです。この場合は、ワックスなどの整髪剤を使用して髪型のバランスを整えます。

薄毛を目立たなくする髪型

薄毛を目立たなくするテクニックとしては、薄毛になっている部分とその他の部分の「色」を同じにするという方法が挙げられます。あとは，それを基本として，どのような髪型にするかということがポイントです。

似合うかどうかを無視した場合、角刈り・スポーツ刈り・丸刈りなどが挙げられます。さらに、前髪や頭の天辺の髪の毛はある程度の長さに整え、サイドやバックの髪の毛をかなり短くカットしてしまうという髪型もお勧めです。

薄毛が気になると、髪型で隠すことばかりに意識が向いてしまい、髪のボリュームや流れが不自然なヘアスタイルになりがちです。ですから、薄毛の場合の髪型は、いっそのこと短髪にした方が見栄えが良く、しっくりくることがほとんどです。

頭頂部周辺が薄毛になり始めた人は、トップの分量を基準に、サイドやバックの髪の毛を短く刈りこんだ髪型にすることで、薄毛の部分が目立ちにくくなります。

また、髪の毛のある部位から薄くなった部分にかけて、徐々に短くグラデーションにすることで薄毛が目立たない髪型になります。

さらに、全体的にボリュームを持たせるため、油分の少ないスタイリング剤で分け目をつけないようにセットすると、全体的に自然な髪型に仕上がります。

薄毛の印象を和らげる髪型

薄毛のイメージを抑える方法としては、カラーリングが挙げられます。毛髪や頭皮のことを考えると、カラーリングやパーマは決してお勧めできません。

しかし、地肌に近いカラーリングを行うと、薄毛・脱毛部位が目立たなくなるという効果が期待できます。

一時期、タレントの小堺一機さんが短髪の金髪にしていましたが、その効果はご覧になった方ならば分かると思います。グッと印象が違うようですので、お勧めできる方法です。